「ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理」

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

1973年の出版から2007年で第9版となるこの本は投資の世界では有名ですね。

チューリップバブル(1637年頃のオランダ)
・南海バブル(1720年頃のイギリス)
ウォール街のバブル

チューリップバブルは何処かで聞いたことはあったのですが、1600年代だったのに驚きました。また、私は2005年から相場を見始めましたが、ウォール街の1960年代のトロニクス・ブームのようにドット・コムと名の付く社名が一時的とはいえ株価が膨れ上がった事実を読むと、2006年前後の日本の新興市場の盛り上がりを思い出しました。マザーズ指数は、2006年1月につけた2800から今は約1/10・・・。

ファンダメンタル分析
テクニカル分析
・行動ファイナンス理論
アノマリー

本の中にもあるように、一時的には各々有効な場面はあると思います。でも、それは継続的には通用しないと思っています。あくまで一つの指標だと思っています。通用しなくなってきたら、それは相場の質・流れが変化したことだと思います。だから、そのサインを受け止めて相場に対応しようとするのか、それとも自分が正しいと思って固執するかがポイントになると思います。


相場は、資格のように勉強すれば力が付いて試験に合格に近づくワケではないところが面白さの1つです。