星野佳路が挑む日本製リゾートへの道

星野佳路が挑む日本製リゾートへの道
〜「日本の観光をやばくする」星野リゾートのミッションとは〜
日時：2009年12月16日 (水) 8:00〜9:30

星野佳路が挑む日本製リゾートへの道 アカデミーヒルズ

初めての朝のセミナーに参加。サンドイッチとお茶が付いてくるのも良いです。

最初は、星野リゾートの歴史について。
リゾート業界は、

　・金融
　・所有
　・開発
　・運営

が関係する中で、運営に特化した事業。

国内旅行は停滞はしているがバブル崩壊、リーマンショックを受けても急激に落ち込むことは無いそうです。
その理由は、

　・休みの需要
　・アウトバウンド、インバウンド
　・子供連れの家族（予算は下げても回数は減らさない）

だそうです。

また、国際旅行収支で日本は28位。上位になる三大要素

　・国の知名度
　・アクセス
　・安全

の三つを満たしているのにこの順位なのは七不思議のひとつだそうです。
週刊 東洋経済 2009年 10/10号 - Nの世界

次に、日本の観光産業の課題として供給側では、生産性が低い。
外資系、国内チェーンと比べても旅館は低いそうです。この辺のデータ元をよくみていなかったので、あとで何がどのように低いのか興味が湧きました。

最後に、需要側の課題として、閑散の差がある。

　・100日の黒字（年末年始、GW、夏休み、それ以外の土日）
　・265日の赤字（上記以外）

部屋を取りたいときにはいいところは既に埋まってしまっている。これを星野さんは「埋蔵内需」と名づけたそうです。そして、需要の平準化策としてGWの地区別取得を何年も前から提唱し続けたそうです（フランス、ドイツ、フィンランドなどは実施済）。始めは笑いのネタだったのだそうですが、最近徐々にこれを本気で考えるかという動きになってきているそうです。

また、高い交通費について、LLC（Low Cost Carrier）と呼ばれる格安航空会社について話をされていました。

資料は全て説明したいので、時間内に収めるにはいつもの1.5〜1.8倍くらいのスピード。もっと色々と聞きたかった、あっという間の90分でした。
そのあとも参加した方と色々と話す機会があり、充実した朝のセミナーとなりました。

参考
　・星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか? - Nの世界

営業の見える化

営業の見える化

ポイント：SFAを知らない営業の人向け

営業に悩んでいて、SFA(Sales Force Automation)の概念を知らない人向けの本です。

参考

やっぱり変だよ 日本の営業

やっぱり変だよ日本の営業 (日経ビジネス人文庫)

大人げない大人になれ!

大人げない大人になれ!

ポイント：好きなことを突き詰めよう

元マイクロソフト日本法人の社長も勤めた成毛さん。まだ、マイクロソフト、そして、ビル・ゲイツさんもまだ無名だった頃のマイクロソフトの大人げないエピソードには驚きました。私の中では堅い大人のイメージのマイクロソフトしかありませんが、WindowsというOSが大きなシェアとるにはそれだけ人々を引き付ける大人げない？雰囲気があったのです。今でいうとGoogleなどですね。

「大人げない大人になれ」というタイトルですが決して仕事をいい加減にするわけではなく、好きだからこそそこまでやるかという位にとことん突き詰めて行う（働く）ことができる。逆に好きなことでなければ続かない。
そういえば、岩瀬大輔さんや藤井清孝さんのセミナーでも繰り返し同じことを話されていました。

参考
　・『大人げない大人になれ！』 - 成毛眞ブログ
　・『大人げない大人になれ！』 - 成毛眞ブログ
　・『大人げない大人になれ！』 出版の後日談 - 成毛眞ブログ

トップMBAの必読文献

トップMBAの必読文献―ビジネススクールの使用テキスト500冊

ポイント：MBAの最大公約書

世界のトップビジネススクールといわれるところで使われているテキストを、カテゴリー別に41冊ピックアップした本です。
MBAを取っているわけではありませんが各カテゴリーを学びたいのであれば、あれこれと手を出さずにピックアップ本を読んでおいて損はないでしょう。読むことで自分の理解度の基準となるのではないでしょうか。私も読んでみます。

・Accounting
・Statics & Analyics
・Economics
・Finance
・Marketing
・Operations
・Organizational Behavior
・Strategy
・General Management
・Leadership

参考
　・もしものときのための「トップMBAの必読文献」6選 :マインドマップ的読書感想文
　・http://www.shinoby.net/2009/11/4-6.html

100年予測

100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図

ポイント：地政学を使い20年単位で考える

遠い過去（20年単位）から物事を考える視点がなかったので、この視点に気づけただけでも良かったです。
そして、地政学を用いて100年予測をしていますが、活用するためには歴史などの知識が必要です。過去を学ぶ、歴史を学ぶ必要性がよくわかりました。

参考
　・2020年からの警鐘 - Nの世界

減らす技術

減らす技術 The Power of LESS

ポイント：本質に迫ること

本質に迫ることで本質以外に減らすことが分かり、そのための減らす技術が色々と書かれています。
本田直之さんの今年のテーマ

・リデュース
・リセット
・リビルド

を具体的にしたような内容です。　

あなたの思考力を高める、あるシンプルな方法・・・

あなたの思考力を高める、あるシンプルな方法・・・ | IDEA*IDEA

前置きはすっとばして、その方法のご紹介ｗ。

寝る前に、朝起きてから寝るまでに何をしたか、できるだけ詳しく思い出すこと。

これだけです。

そういえば、レバレッジシリーズの本田 直之さんの本には暗記は寝る前がよい。と書いてありました。

参考
「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」 - Nの世界