審美眼

キーワードは『審美眼』! NEWTRAL 荒木飛呂彦インタビュー「荒木飛呂彦の過去現在未来」(再掲載!!) | @JOJO ~ジョジョの奇妙なニュース~

第六部 22歳に対してのメッセージ

(荒)「僕は『審美眼』で人は行動すべきだと思ってるんですね。「美しさをどう判断するか」っていうか。自分が行ってる行動は美しいのか、そうでないのか。ここで言う「美しい」っていうのは単に外見とかの問題じゃなくて、しっくりなじんでるかどうか、納得できるものかどうか、ってこと。勉強って、その『審美眼』を培うためのものだと思うんですよ。例えば物理でも社会学でも文学でも、しっくりくる方法を探すためのものだし、医学とかも「美しく治せるかどうか」っていうのを探し求めてる理論だと思うんです。で、その理論が積み重なると判断できるようになるし、判断できれば、決断できると思うんですね。だから皆さんには、そういう理論だとか、自分の行動だとか、物事を判断するための『審美眼』を磨くためにに勉強してほしいし、高収入や高学歴を目指して勉強して欲しくないんですよね。邪悪なそういう心が無いかどうかっていうのが重要だと思うので。なんか綺麗事かもしれないけど『正義の味方』みたいなことは、すごい大切なんですよね。」

「『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ……

近道した時、真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。

大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。

向かおうとする“意志さえあれば”いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな

…違うかい?(ジョジョの奇妙な冒険 59巻 p.114,115)

荒木さんの作品の中にこのような内容があります。
現実では、時間という制限があってそれらの制限の中で結果を出さなければならないです。
理想かもしれないけど、自分の中での哲学とういうか軸はぶれないようにして行こうと「22歳に対してのメッセージ」をみて改めて思いました。


ジョジョの奇妙な冒険 59 (ジャンプコミックス)

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