「レバレッジ英語勉強法 」

レバレッジ英語勉強法

レバレッジ英語勉強法

副題に「偏った英語でレバレッジポイントを目指せ!」とあります。言い換えるならば「自分のアウトプットする世界に特化した方法」で学びましょうがこの本の感想です。

三カ月というのは、これまでの蓄積してきた「含み資産」が一気に顕在化する「ブレイクポイント」なのです。


「三カ月でしゃべれるようになるか、一生やらないかのどちらかだ」これはドイツ語をマスターしようとした際の、J・P・モルガンの言葉ですが、語学とはまさにこのようなものだと思います。(p.008)

三カ月間、「成果が出ることだけ」を集中してやる
スタート時に遅効性のものを一生懸命やると挫折の原因になるので、最初の三カ月が終了するまでは力をここに注いではいけません。

「努力の成果が目に見えてわかる!」という状態にすれば自分のやる気もたかまりますし、実際、レベルも上がります。(p.150)

英語をマスターするには、一年に800〜1,000時間必要という意見もあります。しかし、それは、広い範囲の英語の話です。偏った英語であれば、その20パーセント、つまり180時間でOKなのです。(p.151)

私は、どうも遅効性のもの(記録と分析 - Nの世界)を続けてきたようです。「努力の成果が目に見えてわかる」ようにグラフ化はしていますが、話すこと、聞くことが出来るという成果にはまだ結びついていません。

90年代初め「パソコンはできるやつに任せておけばいい」とのんきに構えていた人が、あっという間に「パソコンが使えないと就職するできない」という急展開に飲み込まれたのと同じ現象が、英語に関しても、早晩、起こると思います。(p.020)

私は、パソコンに関してはたまたま憶えなければならない状況がありましたのでいつの間にかそれなりに使えるようになっていました。ですので、そんなのんきに構える状況がたまたまありませんでした。


本田さんはこれからの時代にレバレッジが効く投資アイテムとして

 ・語学(英語)
 ・IT
 ・金融

をたびたび挙げています。
現在は、英語はスグが必要な状況ではないので、マイルストーンとしてTOEICを取り入れるか考えてみます。