藤井清孝氏が直伝する「グローバル・マインド」実践講座シリーズ第2回

藤井清孝氏が直伝する「グローバル・マインド」実践講座シリーズ第2回
〜第2回:グローバルに挑戦できる人材とは〜
日時:2009年08月29日 (金) 19:00〜21:00

藤井清孝氏が直伝する「グローバル・マインド」実践講座シリーズ アカデミーヒルズ


開始直後に藤井さんが「既に外資系で働いている(働いたことのある?)、もしくは検討している参加者は?」と質問をしたところ約9割(定員:60名)の人が該当しました。話の途中でも参加者から(藤井さん曰く)良い質問が続けてあり、またその内容も当たり前ですが外資系で働いていた人の視点が多く、前回よりもグローバルな人が集まった講座となりました。


そして、内容は「何故グローバルに挑戦する傾向が弱まっているか」で「日本経済の世界でのシェアは半減(主要国のGDPの推移)」と始めながらも最後では、「東京は世界で随一のグローバル企業(本社所在地 2009)の集積地」という話の展開が印象に残りました。

もう一つ特に印象に残ったのが「日本の特殊な地政学的条件」で「日本は「国」の歴史と「土地」の歴史が一致する稀な国」。
よく日本は島国だから外国からの侵略にあったことがないから・・・という話はでますが、それをざっくりですが「1500〜1900年代」別に
 ・ヨーロッパ
 ・イスラム
 ・中国
 ・日本
 ・アメリ
という切り口でそれぞれ当時どうだったかを並列にして説明されると「なるほど」と思わされました。外国に出ると日本のことを説明できないとも聞きますが、「日本史と世界史を表裏一体として考える」と結構楽しく覚えられそうな気がします。
役立つのは10年後くらいになりそうですが、少しずつ歴史も学び直そうと思いました。

●何故グローバルに挑戦する傾向が弱まっているか

●日本の特殊な地政学的条件

●歴史的に日本はグローバルな闘争からは遠い存在

●人災よりも天災の多い日本

●日本人の特性

●日本市場の特殊性

●グローバルに挑戦する理由

●海外でも通用する日本人資質

●海外では誤解される日本人特有の資質

●海外でも活躍できる日本人の持つ資質


グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか

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