「仕組み」思考術
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ポイント:再現性
再現性(誰が、いつ、何度やっても同じように成果を出せるシステム)の考え方について次の3つのキーワードを基本にし、5つの行動方針によってどのように行動するかが書かれています。本田 直之さんや、石田 淳さんなど色々な人が気合と根性だけでは普通は続かないので、続く仕組み(=再現性)が大事だと話されていますね。
<考え方>
3つのキーワード
・自己意識
⇒「その考え方は、自分で責任をとれるだろうか?」
・学習能力
⇒「そのことから、自分は何を学び取れるだろうか?」
・継続性(持続可能性)
⇒「その方法は、継続性があると言えるだろうか?」(p.24、25)
<行動方針>
5つのテクニック
・スピード
・エンパワーメント
・モデリング
・パターン化
・トレンドに乗る
同じテーマでも当然書く人によって言葉、また、引用が異なるので違った発見があります。
「教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく」
(アメリカ建国の父・ベンジャミン・フランクリン)(p.75)
人に平等に与えられたものは時間である。時間の有効な使い方を知らないと大きな成功は難しい。
(リクルート創業者・江福 浩正)
金を稼ぐより時間を稼げ。
(本田技研工業創業者・本田 誠一郎)(p.87)
目次
1 すべての「行動」の原則となる「考え方」の仕組み
2 効果的な「学び」で成長する仕組み
3 人間関係を円滑にする仕組み
4 リターンを最大化する仕事とお金の仕組み
6 人生を味わいつくす遊び、健康の仕組み