決断力
- 作者: 羽生善治
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/07/08
- メディア: 新書
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ポイント:将棋とビジネスの世界との類似点
羽生 善治さん、将棋のルールを知らなくても羽生さんの名前を知っている人は多いでしょう。1996年に将棋会始まって以来の7大タイトル(王将、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王)全て独占した羽生さんがこれまで体験した将棋の世界の話ですが、ポイントにも書いたようにビジネスの世界との類似点が多いため一般論としても学べることがたくさんありました。
タイトル戦の状況、雰囲気はそのときが初めての経験ではない。初めてではどう対処するか非常に難しいが、何事でも一回経験していれば対処しやすい。ゼロと一の差は大きい。(p.7)
・知識を「知恵」にする(p.28)
・自力で考え、新しいルートを探し求める気迫こそ、未来を切り開く力になると私は考えている(p.39)
・直感の七割は正しい(p.58)
・情報は「選ぶ」より「いかに捨てるか」が重要(p.128)
才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである
「頭がいい」ということ
「勉強ができないからという理由で餓死をした人は世界にいない」
ヨーロッパを拠点に活躍する国際ビジネスマンの今北純一さんが、こういっていたのを思い出す。(p.168)
(中略)
「天才とは1パーセントの閃きと99パーセントの努力である」
というエジソンの言葉は、どの世界にも共通する心理をついた言葉である。
- 作者: 今北純一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: 単行本
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