「抜擢される人の人脈力」
- 作者: 岡島悦子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本
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気が付いたらブログを読ませて頂いている渡辺 千賀さんと著者の岡島 悦子さんが知り合いと知らなくて驚きました(書評:抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー | On Off and Beyond)。自分の思考で情報を集めているつもりが、実は集めた先の人たちに誘導されているのでしょうか。
私が知り合った20代前半の頃は「1週間で10時間寝ればOK」
私は、岡島さんとは比較できるレベルではありませんが1日6時間以上は寝ないとその反動が必ず来るので、時間(1日24時間)は平等とは言われているものの、前提として活用できる時間の差があるのは大きいです。
さて、本についてですが、
・活躍できる人とできない人の差は「抜擢」されるかされないか
・抜擢されるための人脈構築法「人脈スパイラル・モデル」は次の5つのモデル
p.9
1.自分にタグをつける(自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる)
2.コンテンツを作る(「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る)
3.仲間を広げる(コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを共創する)
4.自分情報を流通させる(何かのときに自分のことを思い出してもらうよう、種を蒔く)
5.チャンスを積極的に取りに行く(実力以上のことに挑戦し、人脈レイヤーをあげる)
いきなり本に書かれてある岡島さんのように私はなれないので、1.と2.を模索しています。本当は方向性が定まってからブログを活用しようかと思っていました。そんな中、セミナーで知り合ったイセトルさん(イセトルドットコム|ネット周りでマッタリ生きている「いせとる」の徒然ブログです。 ネットビジネス、音楽、陶芸、マンガなどを中心に。)から
「ブログには結構色んな可能性があって面白いです。」
という言葉を頂き、まず始めました。
また、タグの要素は次の3つに分類できるそうです。
p.102
1.将来、自分はどんな仕事をしたいか(Will)
2.自分に出来ることは、何か(Skill)
3.相手にどんなメリットをもたらすか(Value)
ブログもこの3つの要素に直結するようにした方が時間を無駄なく使うことになるのでしょうが、今は書きたいことを楽しく続けた結果として、他の人はあまり書かない組み合わせの話ができ、周りから見て面白くなればと思っています。
また、最近の岡島さんブログの内容で(http://blog.pronova.co.jp/?day=20090216)
今回の2日間の議論を通じて、深く感じたことは「世代の責任」。
という内容を読んで、先日食事をしているときのことを思い出しました。
隣の席に35歳後半〜40歳くらいの男性2名女性2名の仕事仲間の方が「若い子達は、お金を貯めるだけで使わないんだよね。使わなければ、そのお金の価値なんてわからないのに。」と熱弁していました。
例えば、1万円のモノに10回使って得られる価値と、10万円のモノに1回使って得られる価値は違いますね。ただ、世代でひとくくりにするの危険ですが、いわゆるバブル崩壊後の日本のイメージしかない世代にとっては難しい話なのかな・・・と思いました(ちなみに、私はバブルの恩恵は恩恵は受けた記憶はないですが、周りで使っている方はいます)。
話をするときは、世代間とその人の背景・考え方の枠組み(フレームワーク)が異なるのは当たり前というのを改めて意識してみたいと思いました。