マーケティング脳 vs マネジメント脳
マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?
- 作者: アル・ライズ,ローラ・ライズ,黒輪篤嗣
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
ポイント:「マーケティング」と「マネジメント」の考え方の相違
「売れるもマーケ 当たるもマーケ」より、多くの例を出しながら、タイトルにあるように「マーケティング」と「マネジメント」の考え方の相違について書いてあります。
単純な例ですと、「マネジメント」だと他社が成功しているモノに対してよりモノを作り対抗しますが、「マーケティング」だと他社と違うポジションングのモノを作ります。当たり前に聞こえてしまいますが、実際に具体的な失敗例を読むと私は失敗例の方を選択するなと思いました。
ちがうものを目指せば、大金がつかめる。よりよいものを目指せば、挫折する。(p.066)
・コンピュータ
・ソフトウェア
・家電製品
・携帯電話アップルは絶えざるイノベーションによって4つの異なる市場に進出した。
いつかイノベーションは行き詰まる。そのとき問題が発生するだろう。(p.285)
4つの異なる市場で決して1番を取っているわけではないアップル。アップルが再び行き詰るのは見たくありませんが、「マーケティング」に当てはめるといずれそうなってしまうのでしょうか。